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大掃除に必要なもの・やることリストの作り方や、効率的に進めるコツをご紹介

更新日:2024/12/4
大掃除に必要なもの・やることリストの作り方や、効率的に進めるコツをご紹介
年末になると頭をよぎる大掃除。家中きれいに掃除して、スッキリと新年を迎えたいものですよね。この記事では大掃除を効率的に進めるために必要なものや、場所別の基本的な掃除方法などご紹介します。
目次

年末に大掃除をする由来や、大掃除をしてはいけない日は?

そもそも大掃除はなぜ年末に行うようになったのでしょうか? その由来は平安時代までさかのぼります。当時の宮中では1年の間にたまったほこりや汚れ=「煤(すす)」を落とし、新年の神様とされている「歳神様(としがみさま)」をお迎えする「煤払い」と呼ばれる神事が年末に行われていました。江戸時代になると旧暦12月13日に江戸城で煤払いをするようになり、その日に合わせて大名や町人、庶民にも煤払いを行う風習が広まっていったようです。 一方、12月29日・31日・1月1日は、縁起が悪く大掃除をしてはいけない日とされています。それは29日は「9=”苦”を連想するため」、31日は「神様を迎える日であるため」、1月1日は「来てくださった歳神様を追い払ってしまうため」という理由からきているようです。 大掃除はできるだけ12月28日までに終わらせてゆったり新年を迎えたいですね。

大掃除はスケジュールを立てて効率化!やることリストを作ろう

事前準備

慌ただしい師走の時期、効率的に大掃除をするためにまずスケジュールを立てましょう! 自宅の隅々まで確認し、部屋ごとに掃除する箇所を決めると、やることリストやスケジュールを立てやすくなりますよ。 また掃除に取りかかる前に不要なものは断捨離しておきましょう。できるだけ「もの」が少ない状態にしておくと、一段と掃除がしやすくなります。

やることリストの作り方

大掃除を行う日程や時間など考慮し、掃除をする場所別に「どこを掃除するか」「どの順番で掃除するか」を決めていきましょう。 内側から外側へ、上から下に向かって掃除をしていくのが基本となるので、そのあたりも踏まえて決めるのが良いでしょう。 主なやることとしては、以下のようなものがあります。 <やることリスト> 〇キッチン・・・換気扇、ガス / IHコンロ、シンク、冷蔵庫内、壁・床 〇お風呂・・・天井、鏡、浴槽、壁・床 〇トイレ・・・便器、壁・床、換気扇、収納棚 〇リビング・・・天井、窓、壁・床 〇寝室・・・窓、壁・床、ベッドカバーの交換、収納棚

スケジュール例

1日ですべて終わらせるパターンや、1週間かけて少しずつ進めていく方法など、ご自身のやりやすいペースでスケジュールを立てましょう。 <1日で終えるパターン> 午前中:お風呂、洗面所 午後:キッチン、リビング、寝室、玄関 <1週間かけるパターン> 月:お風呂 火~水:洗面所、キッチン 木~金:リビング、寝室 土~日:玄関、その他

スケジュール表を使うと一目でわかりやすい!

スケジュール表にいつどこを掃除するかや、掃除がどこまで進んだか書き込んでいくと、視覚的にもわかりやすく効率的に取りかかれます。ご家族がいらっしゃる方は、分担した場所など書き込んでいくのも良いですね◎
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基本的な掃除方法・大掃除を手際よく進めるコツ【場所別】

自宅全体を効率よく掃除するには、場所ごとに適切な掃除方法を知ることが重要です。ここでは、それぞれの場所を効率的に掃除するための基本的な掃除方法やコツをご紹介します。

お風呂・浴室の掃除

浴室を掃除するときは、まず換気扇を十分に回しましょう。浴室は湿気を逃しながら掃除することで、さらなるカビ発生を防ぎます。 次にシャワーで浴室全体に水をかけ汚れを落としやすくした後、中性洗剤を使って水アカやせっけんカス、皮脂汚れを取っていきます。床や壁には洗剤をかけブラシなどでこすり、少しの間放置しておくと汚れが浮き上がってきます。 頑固な汚れには重曹がおすすめ。天井は柄の長いブラシなどでこすりましょう。

お風呂のカビ取りには、ジェルタイプのカビ取り剤がおすすめ!

頑固なカビはなかなか落ちませんが、こちらのカビ取り剤は超強力。カビが発生しやすいドアの隙間など、カビが気になるところに塗布し1~12時間放置。その後ブラシなどでこすりながら水で洗い流せば、汚れが驚くほどすっきり落ちます。使用時はよく換気してください。
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トイレの掃除

便器内を中性洗剤、ブラシを使って掃除していきましょう。 便座・手すり・レバーなどに使えるお掃除シートは、床や壁にも使用るので丁寧に拭きあげていきます。 頑固な黒ずみ汚れや水垢、尿石にはクエン酸を使いましょう。中性洗剤では落ちない汚れも、クエン酸パウダーやクエン酸スプレーを使うとすっきり落とせます。

トイレの便器にこびりついた尿石には、強力な尿石除去剤を!

なかなか落ちにくい尿石は、専用の除去剤を使うと簡単に落とせるのでおすすめです。この尿石除去剤はクエン酸をベースとしているため、塩素系の洗剤特有の刺激臭がなく安心して使えます。
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キッチンの掃除

お風呂掃除の場合と同様に、キッチン掃除も換気しながら行いましょう。 レンジフードは、調理中に飛び散った油や湯気によるベタベタ汚れがつきやすいです。取り外し可能な部品は取り外して、中性洗剤を含ませたスポンジでこすりましょう。汚れが落ちたら、水拭きします。 シンクの掃除には基本的に中性洗剤を使いますが、白い水垢汚れはアルカリ性のため、クエン酸水をかけてしばらく置いておきます。だんだんと水垢が浮き上がってくるので、きれいに落とすことができます。 排水口のぬめりが気になる場合は、ゴム手袋をして重曹を振りかけ、その上からクエン酸をかけると重曹が泡立ち、汚れが浮き上がってきます。30分ほど放置したら、水をかけて洗い流しましょう。

頑固な油汚れにおすすめのキッチン洗剤

しつこい油汚れも浮かせて分解!スプレータイプの洗剤は、隅々まで手軽にシュッとでき、ベタベタしたコンロや壁、レンジフードにこびりついた汚れもすっきり落としてくれます。ガスコンロの取り外し可能なパーツなどはつけ置きしておくと、汚れをごっそり落とせます。
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玄関の掃除

玄関は外からの汚れがたまりやすい場所なので、まずはほうきでゴミを掃き出しましょう。内側(廊下側)から外側(玄関の外)に向かって掃くと、効率的にゴミをかき出せますよ。 ほうきでホコリなどの大まかなゴミを除去したら、次はブラシを使ってこすってみましょう。ほうきでは取り切れない細かい汚れが取れます。 最後に水を使って汚れを洗い流せば完了です。

玄関のタイル掃除には専用ブラシがおすすめ

汚れを掻き出すブラシ繊維と、浮いたゴミをしっかりキャッチする吸着繊維で、洗剤を使わず水で軽くこするだけで綺麗に掃除することができる優れもの。水切り用のゴムも付いているので、後片付けも手間がかかりません。
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窓の掃除

日々の窓掃除は水拭きで十分ですが、年に一度の大掃除では、重曹を使った掃除がおすすめです。 重曹とぬるま湯を混ぜて「重曹水」を作り、布巾やマイクロファイバークロスに含ませて拭きます。その後、水拭きで汚れを流し、スクイージーで水気を切れば完了です。仕上げに、乾拭きをしてもよいでしょう。 窓のサッシには、ホコリが溜まりやすいので、水を含ませた歯ブラシなど細いブラシで取り除きましょう。

窓の水切りにはガラス用スクイジーを使おう!

ステンレス製で耐久性に優れたスクイジー。30cmの幅広いブレードとゴム製の鋭いエッジで、一度に広い面積をすっきり綺麗に水切りできるので時間も節約できます。
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ベランダの掃除

手すりは、水を含ませて絞った雑巾で拭き上げていきます。汚れが落ちにくい場合は、重曹と水を混ぜたスプレーを使いましょう。 床には水を含ませた新聞紙をちぎって撒き、ほうきで転がしながら汚れや砂ぼこりを吸着させましょう。最後にちりとりで拾って片づけます。 排水口の掃除はキッチンと同様に重曹水やクエン酸スプレーがおすすめです。スス汚れには重曹水、頑固な汚れには重曹とクエン酸を混ぜたスプレーが効果的です。

狭いベランダでも使いやすい!柄が自由自在に動くデッキブラシ

ベランダの床掃除には、柄が縦横自在に動くデッキブラシがおすすめ。広い面の掃除は横向きでしっかりこすり、溝などの掃除では縦方向にして使えます。柄を寝かせてヘッド部分をフラットにもできるので、狭い隙間も奥までしっかり掃除できます。
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これだけあれば安心!大掃除に必要な洗剤

セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダはキッチン周りの油汚れや手垢汚れがよく落ちる弱アルカリ性。水に溶かしてボトルに入れ、スプレー洗剤にして掃除に使えます。水拭きできない家具などには使用できないので、注意が必要です。
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重曹

重曹はセスキ炭酸ソーダに並び、家庭に常備しておきたい万能洗剤。キッチン周りの頑固な油汚れから家具や壁紙、お風呂場の皮脂汚れまで、家の中の様々な場所の汚れをすっきり落としてくれます。こちらの重曹は国産なので、掃除の際にも安心です。
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クエン酸

クエン酸は弱酸性なので、水垢や黒ずみ、石けんカスなどのアルカリ性の汚れを中和して取り除くことができます。天然由来の酸味成分なので、お掃除にも安心して使えます。クエン酸ペーストにしたり、水に溶かしてスプレーとして使用することができます。
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酸素系漂白剤

衣類の漂白によく使われる酸素系漂白剤ですが、洗濯機や洗濯槽、浴槽、トイレタンクなどの掃除にも使用できます。消臭効果もあるので、汚れを落とすと同時に嫌な臭いも取り除いてくれます。こちらのアイテムは750gと大容量なので、大掃除でもしっかり使えます。
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これだけあれば安心!大掃除に必要な道具

ゴム手袋

素手で掃除をすると洗剤で手が荒れてしまうことがあるので、ゴム手袋を使いましょう。使い切りのゴム手袋であれば、衛生的にお掃除することができます。こちらはたっぷり100枚入りなので、掃除する場所が多い大掃除でも安心。薄手ですがぴったり手にフィットするので、手を動かしやすいです。
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メラミンスポンジ

水をつけてこするだけで汚れが落ちるメラミンスポンジも、時短掃除の頼もしいアイテム。キッチン周りや洗面台などの汚れ落としにぴったりです。こちらは40個入りなので、大掃除でまとめて使える安心感があります。コーティングされた鏡やデリケートな素材は傷つけてしまう可能性があるので、使用する際には注意しましょう。
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マルチスポンジ

こちらのマーナのスポンジは、食器汚れだけでなくキッチンのシンクや、洗面台の汚れにも使えるマルチなスポンジです。水垢がよく落ちるので、ひとつあると重宝します。
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年末の大掃除は場所ごとに、計画的に進めよう!

年末の大掃除はついつい面倒に思ってしまいますが、掃除する場所を小さな範囲に絞ってひとつずつ片付けていけば、ピカピカの綺麗な部屋で新年を気持ちよく迎えられそうですね。
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